2021年5月18日（火）消費者セミナー「インターネット通信販売の消費者被害~特定商取引法改正でどう変わるのか~」を開催しました。

コロナ禍の中当日はZOOM参加16名、会場11名の参加者がありました。消費者相談員の会さがの原まさ代氏に消費者被害の現状と被害防止の対応について、当消費者フォーラムの福島和代弁護士に今国会で審議されている特定商取引法と預託法の改正のポイントについて話していただきました。

詐欺的な定期購入契約の抑止や送り付け販売、預託商法の原則禁止となる法改正に期待する一方で、当フォーラムが反対声明を出した契約書面の電子化容認は高齢者や若年者の被害をさらに誘発する問題点を抱えている点を解説されました。

改正案は残念ながら問題点の修正無く衆議院の本会議に送られたとの報告がありました。引き続き参議院での修正審議を期待したいとのことでした。